山際恭子さんのTVドラマ批評『No.060 太陽を抱く月』をアップしましたぁ。NHKさんで日曜夜11時から放送されている韓国ドラマです。山際さんのレジュメでは、『朝鮮王朝の世子・イ・フォンと世子嬪・ホ・ヨヌは相思相愛の仲だったが、朝廷の権力争いにより、ヨヌは婚礼を目前に原因不明の病いで死んでしまう。やがてフォンは王に即位するが、ヨヌを忘れられず、王妃に対しても心を閉ざしている。しかし死んだはずのヨヌは、過去の記憶を失った巫女・ウォルとして、フォンの前に現れる』といった内容のドラマです。全20話で11話まで放送されていますから、折り返し地点ですね。
山際さんは、『世子と恋仲になる少女、ヨヌの印象が鮮烈で、なんて可愛らしい子だろうと思って見ていたら、なんと早々に死んでしまった。・・・んなことあっていいわけ、と怒っていたら、実はやっぱし死んでないという。・・・そんでもって過去の記憶を失った巫女・ウォルってのが出てきて、これがヨヌであるらしい。・・・んじゃなに、ヨヌとウォルは同一人物? どんな女優がこんなに別人みたいに化けるわけ? それじゃ世子がわかんなくても不思議はないか…。とさらに謎が深まったのだが、よくよく見ると、「ヨヌ(子役) キム・ユジョン」とある。「(子役)」って、そりゃないんじゃないの。。。』と書いておられます(爆)。
不肖・石川も韓国ドラマをときどき見ますが、やっぱり日本や欧米のドラマとちょっと質が違いますねぇ。繊細なんですけどいい加減なんです(爆)。こんな展開ありなのぉと思っていても、なんとなく続きを見てしまふ。ほんでもってけっこう面白い。アバウトで乱暴なストーリー展開だけなら、視聴者をこれほど惹き付けることはないと思います。繊細ないい加減さは、韓国ドラマの専売特許かもしれまへん。
■ 山際恭子 TVドラマ批評『No.060 太陽を抱く月』 ■