遠藤徹さんの連載マンガ『キノコの森』(第21回)&『えくすぽえめんたる』(第07回)&連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第07回)をアップしましたぁ。まごうことなきマルチジャンル作家の作品3連発です。金魚屋ではマルチジャンル作家を高く評価するところがあります。なぜって世の中の大勢がそういう方向に進んでいますから。
石川は毎月かなりの冊数の文芸誌を読んでいて慣れっこになっていますが、初めて文芸誌を手に取った方は「なんじゃこれ」とお思いになることが多いんぢゃないかと思います。「げ、文字ばっか」といふ感じでしょうね(笑)。それはまあ当たり前のことなんですが、「げっ」と感じた直感も大事にすべきだろうと石川は考えます。
まー言いにくいですが、文芸誌が発散しているあのカビ臭い感じ、古色蒼然とした感じはおそらくこれから徐々に変わってゆくと思います。もちろん急激な変化はいつだって起きません。でも10年20年単位で見れば、ああ変わったなーという感じになってゆくでしょうね。
そういう世の中、時代全体の変化をどう先取りして歩調を合わせてゆくのか。それはほぼ必然ですから、変わった時点で足並みを揃えればいいという考え方もアリです。が、いつの時代にもパイオニアはいます。作家としては遠藤さんは時代のパイオニアでしょうね。
■ 遠藤徹 連載マンガ『えくすぽえめんたる』(第07回) ■
■ 遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第07回)縦書版 ■
■ 遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第07回)横書版 ■
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