大篠夏彦さんの文芸誌時評『文芸5誌』『文藝 2021年秋号』をアップしましたぁ。遠野遙さんの「教育」を取り上げておられます。大篠さんの文芸5誌時評は今回の文藝 2021年秋号で最後です。また来年どんどん書いていただきたいと思います。で、文学金魚の文芸誌時評もよーやく石川の理想に近くなってきました。
大篠夏彦さん 文學界、新潮、群像、すばる、文藝
佐藤知恵子さん オール讀物、小説新潮、小説すばる、小説現代、小説幻冬
岡野隆さん 角川俳句、月刊俳句界
高嶋秋穂さん 角川短歌、短歌研究
が今決まっている文芸誌時評です。まだスタートしていない時評もありますが、来年スタートさせて、来年中には当月号に近づけていきたいと思っています。ただ自由詩の時評は書き手がいないなぁ。詩人さんたちに書いてもらっているのに困ったもんだ。小説誌、句誌、歌誌と同様に、ジャンルを相対化して捉えられる書き手を探したいと思います。
最近あまり書いていませんが、文学金魚は総合文芸誌です。文学をジャンル別にではなく綜合的に捉えるのが一つの目的というか役割だと考えています。文学は小説のことを指すわけでも詩や批評を指すわけでもない。全ジャンルを束ねて文学です。この視点というかパラダイム転換がなぜ必要なのかは、文学金魚が主張しなくてもじょじょに明らかになってゆくと思います。文学の世界、今後ますます厳しくなる。その厳しさを楽しみましょうねっ!。
■ 大篠夏彦『文芸誌時評 文芸5誌』遠野遙「教育」(文藝 2021年秋号)■
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