第9回 金魚屋新人賞 最終候補作(辻原登奨励小説賞・文学金魚奨励賞共通)を発表しましたぁ。新人賞発表は2月1日です。応募要項にある通り、金魚屋新人賞は年2回の公募です。次回は5月31日〆切で、7月1日最終候補作発表、8月1日新人賞発表です。皆さんの意欲作のご応募お待ちしています。
また明日、文学金魚ちゃんねる『石川良策、文壇・詩壇を斬る!』『Vol.12 新人賞はどうやって決まるの!?』もアップします。新人賞の選考プロセスについてお話しています。新人作家の文学業界に関する情報は古いことが多いです。たいていは数十年前の、今ではエスタブリッシュして古典になり始めている作家の作品やエッセイなどを読んで、「文学業界ってこんなところか」と考えておられる方が多い。今現在出ている文芸メディアなどを熟読しておられる方は圧倒的に少ないのですね。
じゃあ今現在出ている文芸メディアを熟読していれば作家になる夢が近づくのかと言うと、これも微妙です。当該メディアの新人賞の傾向と対策は身につくでしょうが、それと将来作家として活躍していける力を養うことは別です。あまり一つのメディアを見つめすぎると、そのメディアのカルチャーにどっぷり染まって身動き取れなくなることもしばしばです。そのあたりの危うさについても、文学金魚ちゃんねるでお話していきたいと思います。
■ 第9回 金魚屋新人賞 最終候補作(辻原登奨励小説賞・文学金魚奨励賞共通)発表 ■
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■ 第10回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第10回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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