みなさまあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。新年第一回目のコンテンツとして原里実『佐藤くん、大好き』出版記念インタビューをアップしました。
『佐藤くん、大好き』は原さんが金魚屋新人賞授賞後、ほかに書き溜めている作品があれば送ってくださいとお願いした作品がほぼすべて収録されています。金魚屋関係者が一読して即座に単行本化が決まりました。それだけ完成度が高く魅力ある作品だということです。
その魅力がどんなものかは読者の皆さんの個々の受け取り方次第です。ただインタビューで原さんが語っておられる『放っておくと通り過ぎて消えていってしまうものごとをどうにかして保存したいという気持ちや、自分にとって大切なそれらのもののことを誰かに伝えたいという気持ちから、私は書くことを始めたような気もしています』という言葉にヒントがあるような気がします。
『佐藤くん、大好き』には子供の感性と大人の小説家が同居しています。ある意味奇跡的な小説集だと思います。
■ 原里実『佐藤くん、大好き』出版記念インタビュー(縦書版) ■
■原里実『佐藤くん、大好き』出版記念インタビュー(横書版) ■
■ 第6、7回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第06回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 金魚屋の本 ■