みなさまメリー・クリスマスですぅ。ほんでプチ・クリスマス特集のトリ、ラモーナ・ツァラヌさんの連載エセー『交差する物語』『No.009 クリスマスの日』をアップしましたぁ。ラモーナさんはルーマニア正教徒ですから、正真正銘のクリスマスコンテンツです。
それにしても街はクリスマスで盛り上がってますねぇ。でもキリスト様のお誕生日だってことを知らない方がいらっしゃるのよねぇ。毎年ケンタッキーの前に行列ができますが、クリスマスは七面鳥だよんのアメリカ人やカナダ人には大受けのやうです。ツイッターなどには『ママ!日本ぢゃクリスマスに、ホントにケンタの前に行列ができるんだよ!』といふ写真付きツイートが溢れておりまふ(爆)。ま、クリスマス・ディナーがファストフードってのが、まずありえないんでせうな。
ルーマニアではクリスマス・イヴの夜に、クリスマス・キャロルを歌う子供たちが家々を訪問するようです。『西欧などの国にもキャロルと呼ばれる歌があるのだが、レパートリーの幅広さと古さから見ると、東欧のキャロルは独特である。歌詞の内容はキリストの誕生を物語として捉える非常にナイーブで単純な性質を持っている。・・・キリストの物語を分かりやすく描くイコンのように、この種の歌はとても古くて、素朴な信仰心のあり方を伝えている』とラモーナさんは書いておられます。で、クリスマス当日は家族と過ごすわけです。
子供はサンタさんからプレゼントをもらえるわけですが、『小さい子どもがいるなら、知り合いにサンタの衣裳を着させて、予め用意したプレゼントを子どもがサンタから直接受け取るようにする。このとき、素敵なプレゼントの代わりに子どもは幼稚園で習った詩を言ったり、歌を歌ったりしなければならない』らしひ。けっこうなプレッシャーだなぁ。だってうまく詩が言えなかったり、歌えなかったりすると、子供はプレゼントをもらえないんぢゃないかって思ふでせうね。
んでコンテンツの冒頭に、キッラキラの家の写真がありますが、こりはラモーナさんのご実家なのかな。すんごい豪邸ぢゃありませんか。大宴会ができそうだぁ(爆)。不肖・石川はキリスト教徒でもイベント好きでもありませんが、〝クリスマスはクリスマスで酒が飲めるぞ~♪〟派なので、キリスト様に感謝しながら今夜も飲むのでしたぁ。
■ ラモーナ・ツァラヌ 連載エセー 『交差する物語』『No.009 クリスマスの日』 ■