小説ジャンル越境作家、仙田学さんの新連載小説『ツルツルちゃん 2巻』(第02回)をアップしましたぁ。『第一章 空から舞い降りたイケチン(前編)』です。イケメンチンドン屋の転校生が、自家用セスナ機からパラシュートを使って主人公の学校に転校してきます。パラシュートは世界的有名ブランドエルメヌ製です(爆)。いよいよ本格的な物語開始です。

 

上にドが百個ほどつくほどの、イケメンだった。

「あのっ。こ、これ……どうぞ」

イケメンチンドン屋の斜め後ろから声をかけてきたのは、野球部のマネージャーの爽やか系青春女子だった。

ぐちゃぐちゃに丸まった巨大な布の塊を両腕で差し出している。

「ほんと気がきかねえ奴だなー。こーゆーのは畳んで返すの」

真っ白い歯を剥きだして、イケメンチンドン屋は爽やか系青春女子の頭をぽんぽんと叩いた。

女子は鼻から血を流し、白目を剥いて卒倒する。

その屍に、十数人の女子たちが蟻のように群がった。

(仙田学『ツルツルちゃん 2』)

 

ん~すごい展開だなぁ(爆)。ステレオタイプなほど明るい学園モノのラノベですが、じょじょに仙田ワールドが展開してゆきます。主人公の円山映一、その幼なじみでモデルの仕事もしている美少女・先斗町未来、未来の親友で学校のアイドル・兎実ふら、未来とふらの公認ファンクラブ会長・蛸錦小太郎、彼らの共通の友達・羊歯、そこにイケメンチンドン屋を加えた一種の追いかけっこが始まるのであります。それにしても主人公以外はみなさん一種のキラキラネームですなぁ(爆)。

 

ところで第03回金魚屋新人賞(辻原登奨励小説賞・文学金魚奨励賞)の締切りは3月31日です。募集要項はhttp://gold-fish-press.com/archives/35021をご確認ください。金魚屋単行本の刊行ですが、今年中に第1回金魚屋新人賞受賞 大野露井氏の処女作品集その他の本の刊行が始まる予定です。そちらも随時インフォメーションしてゆきますのでよろしくお願いします。

 

 

仙田学 連載小説 『ツルツルちゃん 2』(第02回) pdf版 ■

 

仙田学 連載小説 『ツルツルちゃん 2』(第02回) テキスト版 ■

 

 

■ 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)は3月31日〆切です ■

金魚屋では21世紀の文学界を担う新たな才能を求めています。

小説はもちろん短歌・俳句・自由詩などの詩のジャンル、あるいは文芸評論などで、思う存分、新たな世界観、文学観を表現したい意欲的作家の皆様の作品をお待ちしております。

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