寅間心閑 連載小説『オトコは遅々として』(第41回)をアップしましたぁ。家族の心配事は尽きませんね。今度はお母さんの精密検査です。どの家でも同じようなものですが、年を取ると病気などが増える。上手く付き合っていかなければなりません。
人間世界の最小単位は家庭です。マジョリティはね、と言わなければ時代になっておりますが。この狭い家庭という箱の中で子どもは育ってゆく。世界に両親しかいなかった時代を経て幼稚園、中高大学と外の世界を知り、どんどん家庭から離れてゆく。一人暮らしを初めて結婚すれば家庭離れの完結です。
でも完全に離れることはできないわけで、親が心身不調となると再び我が家に呼び戻される。今の平均寿命から言うと子ども60代、親80~90代という感じが平均かもしれません。子ども50代、親70~80代でもけっこうきつい。ちょいと働き盛りを超え始めていますからね。『オトコは遅々として』は親戚問題を抱え、親の介護が目に入ってきた感じです。大変であります。
■寅間心閑 連載小説『オトコは遅々として』(第41回)縦書版■
■寅間心閑 連載小説『オトコは遅々として』(第41回)横書版■
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