寅間心閑の肴的音楽評『No.095 自慢』をアップしましたぁ。寅間さんは見知らぬ土地の駅に降り立っても、町の雰囲気でどこに飲み屋があるのかわかるそうです。寂れた町でもわかるみたい。そして常連客ばかりの飲み屋でも臆せず入っていける。スゴイですぅ(笑)。
『鬼平犯科帳』で知られる池波正太郎さんは小学校を出てすぐに丁稚奉公した苦労人ですが、子どもの頃から美食家で、小遣いをためて高級料理屋に行って「このお金で何か食べさせてください」と言っていたそうです。そうするとけっこうおいしいものを食べさせてくれたそうな。料理屋に関しては、敷居が高いとか感じたことがないと書いています。寅間さんの飲み屋道に通じるなぁ。見習いたひ。
今回寅間さんは浅川マキを取り上げておられます。あの、真っ黒な服を着てブルースとも演歌ともつかない独特の歌を歌っていた女性シンガーです。石川、学生時代に浅川さんの舞台を何回か見たことがあります。吉祥寺のジャンジャンとかです。レコードも持ってたな。懐かしいです。もち浅川マキの歌声は今も現役ですが。
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■
■ 金魚屋 BOOK Café ■