りょんさんのときどき集中連載『世相をわらう38―くるか⁉︎ 高市内閣』をアップしましたぁ。岸田政権、パーティ会費のキックバック問題で揺れてますね。収支報告書に記載していれば問題なかったんですが、裏金にしてしまった。それに加えて同じ問題ですでに判例が出ている。お金の問題よりも、政治家にとっては致命的な公民権停止3年という重いものです。この判例がある以上、厳しいことになるでしょうね。
石川、もう定年に近い年なので組織について最近よく考えます。組織の力はとっても強くて社会を動かす原動力ですが、一個の人間をダメにするのもまた組織だと思います。30年も40年も組織に属していれば、会社や役職がアイデンティティになるのは当然です。しかし必ず定年、引退の時がやってくる。組織はいくらでも人間の補充が効く。対価は得ていたわけだけど、所属していた人間は引退とともに多かれ少なかれアイデンティティを失う。その喪失感は相当なものでしょうね。
政治家は権力にしがみつくと言いますが、それは政治家でない人間でも似たようなものだと思います。政治家は地位や権力や金力を失うのが、どれほど自己にとって致命的なのかを一般の人たちよりも身に染みて知っているがゆえの執着じゃないかな。そんな中で、高市早苗さんの次期首相の芽が出て来ました。女性だからクリーンな政治家ということはまったくないですが、岡目八目で見ていて、自民党が首相交代して支持率上がったところで選挙して、代議士の減少を最低限に留めるにはこの手しかないように見えますねぇ。
りょんさんのコンテンツで今年は終わりです。みなさま良いお年を!
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