遠藤徹連載マンガ『えくすぽえめんたる』&連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第24回)をアップしましたぁ。石川、ときどきコンテンツのアップ日や時間を間違えてしまひます。マイナンバーカードでも起きているヒューマンエラーですなぁ。あれはパーセンテージから言えば〇・なんパーセントだそうですが、データになる前の入力なんかでヒューマンエラーをなくすのはなかなか難しい。あ、石川の編集後記はあってもなくてもいいようなものですから、エラーのまんまでもいいんですけどね(笑)。
『えくすぽえめんたる』はじょじょに最終回に近づいてまいりました。遠藤さんは小説家というだけでなく正統文明批評家でもありますが、マンガ、音楽とサブカル的な世界にも表現領域を広げておられる。サブカル、言うまでもなくサブとついていますが今や日本が世界に誇るメイン・カルチャーです。もち表現者はホームグラウンドがあるわけで、遠藤さんは小説、次に批評となりますが、世界全体に目配りするのはとっても大事です。マンガや音楽が遠藤さんの作品であるのはもちろんですが、小説や批評にも影響を与えるはずです。
『虚構探偵』はぶりっ子美彌子ちゃんの「ストレイシープ」謎かけ編です。三四郎は美彌子ちゃんに恋しているんですが、恐れてもいます。んで振り回されるのをどこかで喜んでもいる。まあ現代でもそういう男の子はたくさんいるわけですが、漱石先生の『三四郎』には思想的伏線が張られている。それを遠藤さんは的確に読み解いておられます。
■遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第24回)縦書版■
■遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第24回)横書版■
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