寅間心閑の肴的音楽評『No.091 変わらないこと』をアップしましたぁ。寅間さんの音楽の幅はホントに広いですね。今回は細野晴臣とザ・クロマニヨンズと高田渡。クロマニヨンズはストリート・スライダーズの、デビュー40周年記念トリビュート盤『オン・ザ・ストリート・アゲイン』に収められたナンバー。絶対一発録音だよなっていう音です。芯が通ってるなぁ。
んで高田渡。2005年にお亡くなりになりましたが根強いファンがいらっしゃる。岐阜の出身ですが、泥臭さと同時に江戸っ子的な飄々とした風刺性や批判性がありますね。『値上げ』はその最たるものかもしれませんねぇ。日本人、値上げに敏感であります。物の値段が上がるとキャーキャー騒ぐ。江戸時代からそれは変わりません。ウエットでもあり情けなくもある日本人がよく出た曲です。
細野晴臣さんは江戸っ子。ま、ボンボンであります。石川はティン・パン・アレーのアルバムを持っていましたが、当時は本当に日本のロックは不遇でした。その中でも細野さんの所属していたグループは異色だったなぁ。あんまし洋楽の影響を感じさせなかった。YMOが一番細野さんらしくなかったかも。偉大な音楽家であります。
■ 細野晴臣のCD ■
■ ザ・クロマニヨンズのCD ■
■ 高田渡のCD ■
■ 金魚屋の本 ■
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■
■ 金魚屋 BOOK Café ■