遠藤徹 連載マンガ『キノコの森』&連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』をアップしましたぁ。金魚屋から『幸福のゾンビ ゾンビ短編集』を公表発売中の遠藤さんの四コママンガ2本と小説です。遠藤さんの四コママンガ、好きだなぁ。脱力系なのですがウイットとクリティックがある。それを100篇近く簡単に描いてしまう力は凄い。
『虚構探偵』では与次郎が登場します。三四郎に東京のことをいろいろ教えてくれる同級生です。『虚構探偵』を読んでいると、漱石は与次郎の風貌を描写していないようですね。これは気づかなかった。与次郎は影の存在だからかな。「『与える』から与次郎なのかもしれないね」というのはその通りだと思います。
いずれにせよこれで登場人物が出そろいましたね。『虚構探偵』では殺人事件が起こるはずなので、これからいよいよ核心に迫ってゆくことになります。体験型推理小説の形式を取っていますから、ビジュアルが鍵になるんでしょうねぇ。姿形が描写されていない与次郎が犯人なのかな。あ、石川もそれはまだわかってないです。みんなで推理しましょう。
■遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第16回)縦書版■
■遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第16回)横書版■
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