佐藤知恵子さんの『文芸誌時評』『大衆小説誌』上畠奈緒「夜川金魚」(小説すばる 2021年06月号)をアップしましたぁ。上畠奈緒さんの「夜川金魚」を取り上げておられます。
佐藤さんにはこのところ頑張っていただいております。文学金魚では純文学小説誌5誌、大衆小説誌5誌を時評で取り上げますが、まだまだリアルタイムには遅れています。とはいえリアルタイムに、文芸誌が出て翌月に時評は文芸誌で行われていますから、文学金魚では2、3ヶ月遅れで必ず1つ以上の作品をフィーチャーして時評を書いていただきます。
上畠さんの「夜川金魚」は異界モノ、パラレルワールド小説です。欧米パラレルワールド小説は、概して神の国への近接というテーマが多い。これに対して日本のパラレルワールド小説は死への近接が多いですね。こういうところにも文化の差が現れます。
■ 佐藤知恵子『文芸誌時評』『大衆小説誌』上畠奈緒「夜川金魚」(小説すばる 2021年06月号)(No.006) ■
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