『りょんさんのときどき集中連載』『世相をわらう12―宮内庁とマスコミと眞子さんの『心』』をアップしましたぁ。眞子さんと小室さんのご結婚を取り上げておられます。SMAP解散以来の国民的イシューでしたなぁ。石川もアンオフィシャルに参戦しておったわけですが、万が一どこかで眞子さんをお見かけしたら、『おめでとうございますぅ、お幸せに-』と言ってしまうこと請け合いです。理由は後ろめたいから(笑)。眞子さんが暗におっしゃってるように誰と結婚するかは自由です。職場や飲み屋でわやわや話題になったのは、りょんさんが書いておられるように天皇制が絡んでくるからです。
天皇家は基本的に私有財産を持たないわけですが、これは太平洋戦争以降のことです。極東裁判で天皇の戦争責任が免罪されたというか、除外されたのは誰でも知っています。天皇家は日本国民統合の象徴として存続し再出発したわけです。ただ灰色の部分は残った。戦後の天皇はそれを踏まえて国民統合の象徴としての役割を立派に果たして来られたと思います。
日本国民は天皇家が国民統合の象徴としての役割を果たしてくださると信じて疑わなかったわけですが、それは非常に大変なことです。天皇家の方々がちょっとした意見を発信しただけでかなりの騒ぎになる。天皇家の方々は実質的に無色透明で完璧な倫理道徳的存在であることを国民は求めてしまうわけですが、それは難しいことです。今回の騒ぎはいつか起こるだろうことが起こったわけで、誰もが感じているように天皇家が担う抽象理念と実際にそれを担う方々の在り方を考える良い機会でしょうね。
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