金魚屋から『夏目漱石論-現代文学の創出』を好評発売中の、鶴山裕司さんの連作詩篇『羽沢』『No.014 シロ』をアップしましたぁ。連作詩篇『羽沢』を含む新詩集『おこりんぼうの王様』は今年2021年初夏に金魚屋プレスから刊行予定です。既刊の連作詩集『東方の書』と『国書』とはまったく違う詩集になりそうです。
鶴山さんは目下『正岡子規論』を書いておられまして、今、伊藤左千夫論だそうです。子規論は正岡論と子規派作家論の二部構成なのですね。ちょいとペースが遅いなぁ。もそっとペースを上げてくださいですぅ。時間はいくらでもあると思っていても、実際はそんなにないものです。どんどん書いて仕事をこなしていかないと日が暮れちゃいますよ(笑)。
新詩集は抒情詩集ですが、これには詩に読者を呼び戻す目的があるそうです。鶴山さんは戦後詩-現代詩系の詩人ですが見事にそのフレームを壊し始めました。ただ鶴山さんのことですから、抒情詩詩集といってもありきたりな抒情詩では終わらないでしょうね。
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