第8回 金魚屋新人賞を発表しました。受賞は松岡里奈さんの『モナリザとセックスする夢』です。初めての辻原登奨励小説賞、文学金魚奨励賞の同時受賞です。
辻原登先生は『この作家がどういう道を歩むのかわからないが、奇貨居くべしで作品を評価しないわけにはいかない。新しい才能を感じさせる』と少し手厳しいですが、前回に引き続き中心になって文学金魚奨励賞の選考をしていただいた鶴山裕司さんは『このくらいはっきり才能を感じさせる新人作家は珍しいんじゃないか。驚いた』とおっしゃっていました。
石川も読みましたが、作品冒頭に添付してある梗概がハチャメチャで、最初これはよくある支離滅裂な小説なんじゃないかと思いました。しかし実際に読んだらぜんぜん違っていた。こういうことは大変珍しい。ダンプカーみたいに力強い小説家らしい小説家が登場したという印象です。
■ 第8回 金魚屋新人賞発表【受賞】松岡里奈『モナリザとセックスする夢』 ■
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■ 第9回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第9回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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