第7回 金魚屋新人賞発表です。高津敬三さんの『つつくら』(俳句五十句)が文学金魚奨励賞を受賞なさいました。おめでとうございます。
詩では初めての金魚屋新人賞の受賞ですね。応募要項にあるように金魚屋新人賞は文学ジャンルを問いません。しかし過去の受賞作は小説が多い。詩を応募してもちゃんと読まれていないのではないかと思っている方がいらっしゃるかもしれないと心配でしたが、今回、俳句で受賞者が出たので少しほっとしています。
文学金魚新人賞は年2回の公募ですから6ヶ月単位で動きます。発表の4ヶ月後に〆切で、その2ヶ月後に発表、で4ヶ月後に次の〆切・・・の繰り返しです。〆切までの期間を長くして、発表までの期間をほぼ最短に縮めました。しかし今年ももう1ヶ月経ってしまいましたから、次の〆切まではすぐです。年1回公募だと〆切から発表まで長すぎる感がありますが、年2回公募では次々に〆切と発表が続きます。
作家には書く時間が当然必要ですが、考える時間も必要です。ただ何もしなければ一年、二年はすぐ過ぎてゆく。カレンダーとにらめっこして作品を書き上げるモチベーションを高め、タイミング良く応募していただければと思います。
■ 第7回 金魚屋新人賞発表 【文学金魚奨励賞受賞】高津敬三『つつくら』(俳句五十句) ■
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■ 第8回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第08回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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