寅間心閑さんの『寅間心閑の肴的音楽評』『No.031 解放、開放、快方』をアップしましたぁ。今回はジョン・レノン、李博士、吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズが酒の肴です。寅間さんはマジ音楽に詳しいですね。寅間さんの音楽評で未知だったミュージシャンを知ることが多いのですが、李博士はいいですね。二拍子のタテノリ音楽です。韓国では大衆音楽のようですが新鮮です。
人間誰しも好きな趣味を持っています。その根底には人それぞれに違う快楽原理があります。車が好きな人もいるし、ファッション、音楽が好きな人もいる。子供の頃はたいてい親から『無駄遣いするんじゃない』と叱られたりするわけですが、大人になっても長く執着する趣味にはその人の抜きがたい快楽原理があります。それにまあ、人間何かにお金を使う。何にお金を使おうと、その趣味のない人にとっては無駄遣いなのです。
ただ快楽原理はなかなかに奥深いもので、ファッションや車が好きと言っても、どのくらい好きなのかには差があります。また別の快楽原理が働いていることもある。たとえば人に華美な生活を送っていると自慢したいためにファッションにお金をかける人もいる。文化人を装うために絵や骨董が好きになる人もいます。底の浅さはコレクションを見れば一目瞭然ですね。金は天下の回りもの。高い服や美術品を持っていても筋の悪さは自ずから透けて見える。要するに本当に好きではないわけです。
寅間さんは酒と音楽をこよなく愛しているわけですが、その快楽の深さは文章を読んでいれば伝わります。ただま、人のことは言えませんが飲み過ぎ要注意です。身体を壊すともう飲めなくなると思って、月に二、三日はあと一杯をグッと我慢する日を設けませう(笑)。
■ 寅間心閑 『寅間心閑の肴的音楽評』『No.031 解放、開放、快方』 ■
■ 第06回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第06回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 予測できない天災に備えておきませうね ■