田山了一さんのテレビドラマ批評『No.173 炎の転校生 REBORN』をアップしましたぁ。NETFLIXオリジナルドラマドラマでジャニーズWEST、川島海荷、鹿賀丈史さんらが出演しておられます。原作は島本和彦さんの同名マンガです。
『炎の転校生』は島本さんの初期代表作ですが、初出は1983年です。最近になってドラマ化されていることからわかるように、名作なのです。まー名作と聞いて、文学作品を思い出していただいちゃ、困るんですけど。ただギャグマンガの古典的名作で、言語的ギャグが大きな特徴になっていますから、文学的な側面もなきにしもあらずかな(爆)。
ただ最近島本和彦ブームが起こっているのは確かなようです。シン・ゴジラでアニメファンだけでなく、一般にも広く名前を知られるようになった庵野秀明さんの活躍も少しは影響しているかなぁ。島本さんと庵野さんは大阪芸術大学の同級生です。この世代は黄金世代ですね。その後、マンガやアニメの世界で活躍することになる優れた人材を輩出しています。
学校でもサークルでもある集団の中に一人優れた能力を持った人がいると、その人にひっぱられて並程度だった人の才能がグンと伸びることは、昔からあります。文学者でも画家でも、ある世代の人たちだけが、まとまって世の中に出るということが意外と多いんです。もちろんその反対の事態も起こります。そういう意味では仲間を選ぶ、自分の活動の場を選ぶのも作家の才能の内ですね。
■ 田山了一 テレビドラマ批評 『No.173 炎の転校生 REBORN』 ■
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第05回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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