山際恭子さんのテレビドラマ批評『No.171 奥様は、取り扱い注意』をアップしましたぁ。日本テレビさんで水曜22時から放送されていたドラマです。綾瀬はるかさん主演で広末涼子、本田翼、西島秀俊さんらが出演しておられました。原案・脚本は金城一紀さんです。石川も最終回を見ましたがTo be continuedな終わり方でしたねぇ。続編の企画があるのかしらん。まーはっきり言ってたわいもない荒唐無稽ドラマの一つですが、なんとなく見ちゃう楽しいドラマでありました。
そのへんの機微を山際さんは『綾瀬はるかは不思議なところがある。まず何でもはまる。何でもできると言うより、はまるのだ。(中略)綾瀬はるかの場合には、あまりその理由が思いつかない。むしろ最適のキャスティングではないような感じもする。そしてその最適ではない感じが、なんとなく他のキャスティングを不可能にさせる。つまりどことなく素人臭いのだ』と書いておられます。
また『綾瀬はるかの一番いいところは、その与えられたものの中に充足し、演技力やエゴによって何かを付け加えることなく、そこに存在させられている、という雰囲気だろう』とも批評しておられます。
石川は是枝裕和監督の『海街diary』を見ましたが、長澤まさみさんの演技に驚嘆しました。まー上手いですねぇ。ただま、長女役の綾瀬はるかさんは、私生活ではいろいろある役柄ですが、姉妹をまとめるお姉ちゃん役なので、あれではあんまり工夫できないなぁと思いました。元工作員でその気になれば大暴れできる『奥様は、取り扱い注意』の方が、綾瀬さんの良さが引き出されていたと思いますぅ。
■ 山際恭子 テレビドラマ批評 『No.171 奥様は、取り扱い注意』 ■
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