小松剛生さんの連載ショートショート小説『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.036 黒塗りのセダン』をアップしましたぁ。ん~小松さん、そろそろ正念場ですがな。あんまし夏休みが長いとご父兄を心配させることになりなすぞぉ。
小松さんはショートショート小説の名手ですが、もちろんどこかの時点で中編・長編小説を手がけていかなければなりません。要するにプロットが必要になる。長い小説を支えるプロットを立てるためには、作家が作品で表現したい主題が複雑である必要がある。テーマが複雑だから、それを描くために複数の登場人物が必要になる。それぞれ考え方の違う登場人物を衝突させながら、作家の考えるテーマに作品を導いてゆくわけで、その過程で事件も起こる。要は数合わせで登場人物を増やしたり、事件を先に考えても小説のプロットは立たない。今回の小松さんの作品は、小松さん的に長い小説を書いてゆくためのエクササイズでもあるでしょうね。
んで文学金魚のサイト改編は現在進行中です。この分だと9月1日に完全移行って感じかなぁ。そろそろいろんな業務で忙しくなり始めているので、新サイトでは新しい金魚の泳がし方を試していきたいと思いますですぅ。
■ 小松剛生 連載ショートショート小説 『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.036 黒塗りのセダン』 縦書版 ■
■ 小松剛生 連載ショートショート小説 『僕が詩人になれない108の理由あるいは僕が東京ヤクルトスワローズファンになったわけ』『No.036 黒塗りのセダン』 横書版 ■
■ 第05回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第05回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 予測できない天災に備えておきませうね ■