佐藤知恵子さんの文芸誌時評『大衆文芸誌』『No.101 オール讀物 2016年05月号』をアップしましたぁ。姫野カオルコさんの『愛とか革命とかより』を取り上げておられます。独特の小説をお書きになり、コアなファンをお持ちになっている作家さんです。直木賞作家ですが、姫野さん、エンタメ系作家なのかなぁ。石川は男ですが、文学の世界では、どーも男たちが作りあげたシステムが上手く機能していなひところがあります。特に女性作家たちに対する男性作家たちの評価は、あんまし当たってなひ。
男が3人寄り集まると、序列的な権力争いと、利権争いが起こると誰か書いていたように記憶しています。収賄などで捕まるのが圧倒的に男が多いのは、現実社会がまだまだ男社会だからですが、男社会では賄賂を含む利権をもらえないと、〝無能〟と言われかねないからです。そういった男社会で頭角を現してきた女性たちは、頭角を現すだけで男の倍くらい苦労していることが多い。だから女性たちは、苦労に見合ったポジション以外に利権を漁ったりしなひところがある。まぁ小池百合子東京都知事さんみたいな感じです(笑)。そういった現実社会システムは、文学の世界でも見られます。
佐藤さんは姫野さんの『愛とか革命とかより』を、『最も小説らしい表現』であり、『人間心理の割り切れなさを描き切った秀作』だと高く評価しておられます。石川も同感です。詳細はコンテンツをお読みになって、じっくりお楽しみください。
■ 佐藤知恵子 文芸誌時評『大衆文芸誌』『No.101 オール讀物 2016年05月号』 ■
■ 第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
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