寅間心閑さんの『Ongaku & Bungaku by Kingyo』『No.028 スライ&ザ・ファミリー・ストーン『スタンド!(Stand!)』』をアップしましたぁ。石川はリアルタイムでスライ&ザ・ファミリー・ストーンを聞いていたわけではありませんが、ちょ~カッケーファンクバンドでありました。スライ・ストーンがメインボーカルでしたが、妹のローズさんの声が好きだったなぁ。ちょっとMISIAさんの声に似てます。つーかMISIAさんがデビューした時に、こりゃ黒人さんの声ぢゃんと思ったのを覚えています。
寅間さんは、『「Everyday People」の旋律は、まるで童謡のように単純です。(中略)そう、使っているコードはたった一つなのです。(中略)実は当時、真っ先に覚えてよく口ずさんでいたのはこの曲でした。(中略)でも自分で口ずさむ旋律は、決して間違えているわけではないのにどこか物足りなく、幼稚に響くのです。その原曲との落差は絶妙なアレンジによって生まれるのですが、(中略)極端に強弱をつけたファンキーな歌声のインパクトもさることながら、「女性パート」の際に管楽器が奏でているのは「男性パート」の旋律……。道理で口ずさんでいて物足りないわけです』と批評しておられます。
そーなんだよなぁ。スライ&ザ・ファミリー・ストーンって計算してるのかしてないのかわからない、絶妙のノリのバンドでごぢゃった。簡単そうでカバーが難しいバンドですが、寅間さんはジャクソン5、ジェーンズ・アディクション&アイス-T、ステイプル・シンガーズ、デュラン・デュランのカバーを紹介しておられます。皆さんさすがに出来がいい。ステイプル・シンガーズは懐かしいですねぇ。ザ・バンドの映画『ラスト・ワルツ』で『ウエイト』を歌っていました。便利な時代になりましたので、音源といっしょにお楽しみください。
■ 寅間心閑 『Ongaku & Bungaku by Kingyo』『No.028 スライ&ザ・ファミリー・ストーン『スタンド!(Stand!)』』 ■
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