小原眞紀子さんの『Ongaku & Bungaku by Kingyo』『No.024 宇多田ヒカル 『Addicted To You』』をアップしましたぁ。ようやく活動を再開される宇多田ヒカルさんの『Addicted To You』について書いておられます。宇多田さんが藤圭子さんの娘さんであることは周知の通りです。芸能人二世なわけですが、芸能人二世って独特の雰囲気がありますね。
芸能人二世の皆さんは、小さい頃からお父さんお母さんの仕事を見ているせいか、初めてテレビに出演した時から10年前からいますよ~という雰囲気を漂わせていらっしゃることが多い。そりはそりで大きなアドバンテージなのですが、まあはっきり言えば、そこから伸び悩む方も多いでふ。
宇多田ヒカルさんはもちろん才能豊かなソングライターですが、芸能人二世の身の処し方としても頭一つ抜けてるなぁ。ポンと休んじゃったりするでしょう(爆)。そういう決断の素早さ、身のこなしの大胆さまで含めて、芸能人であること、あり続けることの難しさをよくご存じのような気がします。
小原さんは『その声は天性の、というよりは遺伝的なものに違いないけれど、しかし藤圭子のそれと似ているとは思えない。そしてたとえば神田沙也加の声は松田聖子にそっくりだが、いつまでも聴いていたいとまでは思わない。声質の遺伝ではなく、もっと別のレベルでの “ 美声遺伝子 ”とでもいうべきものがあるのだろうか』と書いておられます。確かにそうなんだよなぁ。楽曲は詞とメロディが素晴らしいのが望ましいんですが、歌手の力はまた別ですね。人間の声は最高の楽器なのでありまふ。
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■ 小原眞紀子 『Ongaku & Bungaku by Kingyo』『No.024 宇多田ヒカル 『Addicted To You』』 ■