鶴山裕司さんの連載エセー『続続・言葉と骨董』『第018回 江戸ガラスの金魚玉』をアップしましたぁ。鶴山さんは辻原登論を脱稿して、やうやく他の原稿を書く余裕ができたやうです。文学金魚でお願いしている分だけでもだいぶ文債がたまっております。どんどん書いて石川に送るよーに。
あ、石川はあんまり原稿の催促はしないのです。文学は基本的に自発的仕事です。プロとしての自覚を持っている文学者が、一度書くと約束したら意地でも書くだろうと思っております。それに文学金魚は毎日更新ですから、紙媒体よりずっと締め切りは緩いのです。そんでも待てど暮らせど原稿が届かないのは、どーしても書けないってことでしょうね、と判断して無駄な催促しません。文学金魚は特殊かもしれませんが、今の時代、文学者も自分で道を切り拓こうという強い意志を持たなければどーにもならんと思います。
でも俚諺に〝仕事は忙しい人に頼め〟といふのがあるのも確かです。暇な人は仕事ができないことが多いんですね。忙しい人に仕事を頼んだ方が、結局は早く仕上がって質も良い。売れっ子の作家さんたちはそういった書き手だなぁ。石川もそれに倣って絶対に書ける著者にはときどき圧をかけたりはしております(爆)。
そんで今回の鶴山さんのコンテンツは江戸ガラスの金魚玉です。こげな風流なものがあったのねぇ。石川はだいぶ前に鶴山さんから古唐津の盃を譲っていただきました。次は徳利だなぁ。古唐津や古備前の徳利はちょ~高いやうなので、李朝か高麗あたりの手頃な徳利を鶴山さんにお世話してもらおふと思っておりますぅ。
■ 鶴山裕司 連載エセー『続続・言葉と骨董』『第018回 江戸ガラスの金魚玉』 ■