鶴山裕司さんの連載抒情詩 『羽沢』 『第004回 ライトレールに乗って/東京タワー/EXPO ‘70 』 をアップしましたぁ。早いものでもう第4回ですね。不肖・石川は鶴山さんの 『東方の書』 『国書』 の既刊2詩集を読ませていただいたのですが、こういう詩をお書きになるとは思っていませんでした。そこんところの事情を鶴山さんにお聞きしてみました。
鶴 『 『東方の書』と『国書』は、今の区分けだと現代詩ってことになるんだろうな。でもああいう書き方で詩を量産するのは難しいんだよ。だけど詩は書きたい。やっぱ詩を書かないとストレスが溜まるんだね (笑)。甘く見てるわけではないけど、抒情詩は書いてみたら、比較的気楽に書けたんです』
石 『詩人は、書こうと思えば誰でも抒情詩を書けるんですか?』
鶴 『どうなんだろ。人のことはわかんないよ。でも書き方をはっきり意識しないと、ハレーションを起こすだろうなぁ』
石 『と言いますと?』
鶴 『読者が難しいと感じるような書き方には、それだけの理由がある。抒情詩も同じだね。それを掴まないで単に書き方を変えると、詩人のキャリアがグチャグチャになると思う。抒情詩から現代詩的な書き方に戻れなくなったり、その逆もある。書き方を変えて失敗した詩人は意外に多いよ』
石 『 (オフレコ話・・・) あ~なるほど。じゃあ鶴山さんはいろんな書き方に戻れるんですか?』
鶴 『戻れると思うけど、完全に同じ場所には戻れないだろうなぁ。やっぱ変わると思います』
石 『そですよね』
鶴山さんは、『羽沢』をだいたい50篇くらいまでお書きになる予定だそうですぅ。
■ 鶴山裕司 連載抒情詩 『羽沢』 『第004回 ライトレールに乗って/東京タワー/EXPO ‘70 』 PDF版 ■
■ 鶴山裕司 連載抒情詩 『羽沢』 『第004回 ライトレールに乗って/東京タワー/EXPO ‘70 』 テキスト版 ■