小原眞紀子さんの 『Ongaku & Bungaku by Kingyo No.003 ご当地の歌 ー ブルーライト・ヨコハマほか』 をアップしましたぁ。ご当地ソングについて論じておられます。高度経済成長期の日本は、ひたすら画一化の道を歩んでいたと思いますが、最近ではその反動が起こっているようです。ひこにゃんやくまもんといった地域限定キャラの人気もそれを表していると思います。
小原さんが取り上げておられる 『ブルーライトヨコハマ』 は 1968 年のヒット曲です。このあたりが戦争に明け暮れた 20 世紀前半と、先進国間で戦争のない平和な時代になった 20 世紀後半の境目でしょうね。由起さおりさんと、ジャズオーケストラのピンク・マルティーニがコラボレーションした 『1969』 といふアルバムが世界的に大ヒットしたのは記憶に新しいですが、タイトルに訴求力があったのではないかと思います。1969 年がなにかの終わりの年だったような気がします。ビートルズ解散の年でもあります。
そんで不肖・石川、コンテンツ作成(組版といふ意味です)をしながら、ひっさしぶりにいしだあゆみさんの 『ブルーライトヨコハマ』 を聞きました。いいねぇ、あゆみちゃんっ!と言いたくなる感じです (笑)。この心地よさはなんなんだろ。多少、退廃的な気分に浸れるのは、やっぱ石川が年を取ったせひでしょうかぁ~。
■ 小原眞紀子 『Ongaku & Bungaku by Kingyo No.003 ご当地の歌 ー ブルーライト・ヨコハマほか』 ■