山本俊則さんの美術展時評 『No.023 生誕百年 寺田政明展』 をアップしましたぁ。寺田政明展は、今日 (2/14)から 3 月 3 日まで豊島区立熊谷守一美術館で開催されます。山本さんのコンテンツは、今回は美術展時評といふより寺田政明論ですね。
この展覧会に合わせて、金魚屋ではご子息で俳優の寺田農さんに 2 度目のインタビューを行っています。そちらの方もチェックしていただければと思います。なお山本さんの時評は寺田さんにインタビューする前にいただいていました。山本さんのコンテンツとインタビューの内容がリンクしているのはそのためです。山本さんの仮説的な見解を、寺田さんに確認していただくといふ目的もあったのですね。
ほとんどの方は池袋モンパルナスの画家を御存知ないと思いますが、知れば知るほど面白い芸術家集団です。池袋モンパルナスには、大別すれば、① 戦前のシュルレアリスム絵画、② 戦中の芸術家の在り方、③ 戦後の前衛絵画の問題、が凝縮されています。明治維新を除けば、近代で最も日本が動揺した時代の画家たちであり、芸術運動だったわけです。金魚屋ではこれからも池袋モンパルナスについて継続的にコンテンツをアップしていきたいと思います。
■ 山本俊則 美術展時評 『No.023 生誕百年 寺田政明展』 ■