岡野隆さんの詩誌時評 『No.001 月刊俳句界 2012年01月号』 をアップしましたぁ。『月刊俳句界』 の特集は 『俳句史にみる表現革命』 のようです。口語俳句っていう俳句ジャンル (?) があるんですねぇ。知りませんでした。
僕は詩についてうといので、詩の雑誌を読んでわからなくても、自分の能力が足りないのだろうと思っていました。で、金魚屋の会合でそう話したら、詩人さんたちに 「石川さんが読んでわかんないのなら、誰が読んでもわかんないってことだよ」 と言われ、なんとなくモヤモヤしていたものが吹っ切れたように感じました。
これは編集者目線での感想でもあるのですが、「現代詩手帖」 などに掲載されている詩人さんたちの評論は、その多くが論旨が通っていないと思います。小説文芸誌では、詩人さん用の捨てページ以外では、絶対に採用されない文章ですね。俳句誌の場合はレベルが低すぎると感じることがしばしばです。俳人の多くは、どうやって言葉をならべて作品を作るかばかりを論じているわけですが、その内容はお茶やお花のお手前の説明とあまり変わりません。
岡野さんには、歯に衣着せず時評をしていただきたいとお願いしています。で、3 本くらい時評をいただいたのですが、岡野さん、歯に衣着せすぎないのではないのでせうかぁ。また石川の 「泣き」 が入りそうですぅ (笑)。
■『No.001 月刊俳句界 2012年01月号』 URL■