後藤弘毅さんの連載映画時評 『映画の表現型-あるいは映画批評の探検-』 の 『No.003『愛と誠』―テレビと映画の混成映画』 をアップしましたぁ。妻夫木聡さんと竹井咲さん主演の青春映画であります。
『愛と誠』 って、えっらい昔のマンガで、不良少年とお嬢様の恋物語だったなぁといふくらいの記憶しか僕にはないんですが、主人公の少年はとってもワイルドだったといふ記憶がかすかにあって、いい俳優さんですが、妻夫木聡さんはちょっとイメージが違ふなぁと感じておりました。
でも今回公開される映画版 『愛と誠』 は、ミュージカル仕立てで、コミカルな要素が詰め込まれているようです。それで妻夫木聡さん主演が納得できました。妻夫木さん、テレビ CM の 『ドラえもん』 の「のび太君」の方が、不良少年よりもずっとぴったりきますものねぇ。
監督は超売れっ子の三池崇史さんであります。噂によると三池さん、現場スタッフが 「監督の次の仕事に差し支えるから、早くしてっ!」 と叫ぶほどの超多忙スケジュールらしひです (笑)。映画監督としては珍しいですねぇ。
映画で一番撮るのが難しいのはホラーとコメディだと思います。どちらも周到な計算が必要ですが、計算し過ぎると、かえって意外性がなくなってしまふからでしょうね。今回の 『愛と誠』 は、さて、どふいふ出来になってるんでしょ。
あ、後藤さんの映画批評は好評で、文学金魚のコンテンツでは、アクセス数トップ10にいつも入っています。後藤さんの次のコンテンツアップは7月4日(水曜日)です。みまさまお楽しみにっ!。
■『No.003『愛と誠』―テレビと映画の混成映画』 URL■