文学金魚ちゃんねる『石川良策、文壇・詩壇を斬る!』『Vol.5 新人賞に応募した後は、どうする!?』をアップしましたぁ。YouTubeの文学金魚ちゃんねるも早いもので第5回目です。今回は「新人賞に応募した後に何をするのか」についてお話させていただきました。
石川の話は夢いっぱいで文学の世界のことを考えておられる方には、冷や水を浴びせかけるような内容かもしれません。しかしプロを目指す方には必ず参考になると思います。文筆業はかなり単調な作業です。事件は作家の頭の中で起こるだけで、実生活はそんなに派手ではありません。作家は書かなければ仕事にならないのであり、純文学系の作家の場合、かなり頑張っても1日8時間労働で10~20枚(モノによりますが)書ければいいとこだと思います。そんなに遊んでる時間はありません。それを毎日繰り返しても飽きない人が作家になってゆくわけです。
また口を酸っぱくして言っていますが、手当たり次第に新人賞に応募しても受賞できる確率は低いです。またラッキーにも受賞できたとしても、それが幸いかどうかは作家次第です。自分は才能があってチヤホヤされているなどと勘違いすれば、すぐに文学の世界から脱落していきます。そういうことも含め、どうやって作家としての心構え、性根を決めてゆくのかをお話させていただいています。
また日本の文学の世界、特に純文学系の文壇はいろいろ問題があります。私小説重視はいいのですが、実際に純文学として書かれている私小説はモドキのレベルであり、どんどん本筋から遠ざかっている。大変革はなかなか難しいですが、修正はなされるべき時期にさしかかっています。石川は文学金魚単体の利益を追い求めるのではなく、文学金魚で文学の世界全体に寄与したいと考えていますので、文学金魚の応援もよろしくお願いします。
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