寅間心閑さんの『寅間心閑の肴的音楽評』『No.029 たまには贅沢を』をアップしましたぁ。今回はザ・バンド、ビリー・ブラッグ、三上寛が酒の肴です。寅間さんは『たまには贅沢した方がいい。まずは時間。そこそこない。年々足りなくなる。不思議。若い頃は結構持て余していたのに』と書いておられますが、まったくそうですね。石川も若い頃の方が圧倒的にヒマでした。目的もなく街をブラブラしてたですねぇ。
でも年を取ると忙しい。これは何が原因なんでしょうね。あてもなく街をブラつくような体力がなくなっているのは確かですが、一番大きな要因は気持ちの焦りでしょうね。やらなきゃならないことが山ほどあるのに時間が足りないという感覚。気がせくからお出かけする気にならない。切り替えが早い人は問題ないでしょうが、出かけたり人と会ったりすると、たいていの人はリセットするのにそこそこ時間がかかる。仕事しようと思えば、お出かけも含めてできるだけイベントを少なくする方がいいというふうになるのです。
で、寅間さんは相変わらず呑んでおられます。『たまには贅沢を』ということで、創業百年越えの老舗に出かけたりしておられますが、飲み方は普段通り。『肴はポテサラ270円』です(笑)。でもこの方は小説家ですから、遊びながらネタを仕入れたりしておられるのです。
人間年を取ると忙しくなるのは確かです。でもずーっと仕事で気を張っているわけではない。必ず〝忙中閑〟があります。ただ忙しい中のヒマな瞬間を、他者の都合で振り回されるとお休みタイムにならない。必然的に一人遊びが多くなるわけです。
■ 寅間心閑 『寅間心閑の肴的音楽評』『No.029 たまには贅沢を』 ■
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