菜穂実さんのジェットコースター小説『ケータイ小説!』(第37回・最終回)をアップしましたぁ。菜穂実さんの『ケータイ小説!』も今回で最終回であります。まるこちゃんとお別れかと思ふと不肖・石川、辛いですぅ(涙)。石川はこの小説が好きなのですなぁ。いつまでも物語が続いてくれれば良いと思っておりまふ。菜穂実さんには是非、続編をお願いしたひと考えておりますぅ。
石川、『ケータイ小説!』で都会の女の子のクールな疾走感を存分に味合わせていただきました。女の子が主人公の青春小説では学校や同級生や男が中心になることが多いですが、『ケータイ小説!』では社会が相手でありまふ。んでキスとか処女喪失とかそういったことナシに、と申しますか、もーんなこと耳年増で知ってるわいわいといふ感じのおにゃのこが活躍する物語であります。
んで最後は喪失感ですなぁ。この喪失感とそれを埋めてゆく時間と経験の方が、恐らく男や学校よりも重要なのでありまふ。『ケータイ小説!』、かなり等身大の都会のおにゃの子の物語だったと思いまふ。まー簡単に言えば、この主人公のキャラを一作で手放すのは惜しいと編集者の石川は思っているですな(爆)。菜穂実さんにはっぱをかけたいと思いますぅ。
■ 菜穂実 連載小説『ケータイ小説!』(第37回・最終回) ■