小原眞紀子『文学金魚らじお Web3.0時代のコミュニティ(20)夢の日米首脳会談』をアップしましたぁ。今回はつい先日発足したばかりの高市政権についてです。初の外交であるASEAN関連首脳会議とそれに続いたトランプ大統領との会談、見事でした。フレンドリーでそつがなかった。なにより堂々としておられた。単純にお作法という面でも、椅子に座ったまま各国首相と握手していた石破元首相の遙か上を行っておられました。
それを小原さんは雰囲気(アトモスフィア)として捉えておられます。『このアトモスフィアの醸成っていうのは、実は非常に重要で、ばかにしたものではない。そしてそれは将来を占うっていうことでもある』とおっしゃっています。強烈なアトモスフィアとは『ロジックとは別のロジックが働いてるってこと』になるからです。いわゆる大局主義というか達観主義です。
もちろん政治の世界で誰もが幸せになる〝理想の治世〟が実現されることはありません。あり得ない。高市政権もじょじょに前途多難になっていずれは政権交代すると思います。でもスタートダッシュで風向きが大きく変わったのは確か。ガソリン税と来期予算を成立させたら多分衆議院解散になると思いますが、どうも自民党が圧勝しそうな雰囲気濃厚です。いい悪いは別にしてね。
高市さんは元大蔵官僚の片山さつきさんを財務大臣に据えました。お飾り大臣ではなく適所適材です。今までどーしてこういった人事ができなかったのかと思ってしまう。これは石川の偏見かもしれませんが、男の方が利権やシガラミに雁字搦めになっているような気がします。女性総理大臣の方が風通しがいいような。まだ御祝儀相場ですが頑張っていただきたい。
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