小原眞紀子『文学金魚らじお Web3.0時代のコミュニティ(9) よその選挙は面白い!』をアップしましたぁ。アメリカ大統領選や兵庫県知事選についてお話しておられます。アメリカ大統領選は世界に影響を与えるので当然として、兵庫県知事選が全国区の話題になったのは面白いですね。小原さんはSNS対オールドメディアについて考察しておられます。
石川もテレビよりネットで情報を得る割合が圧倒的に多いです。SNS対オールドメディアの対立が激化しているのは本当ですね。今のところ台風の目はN党の立花孝志さん。石川、N党支持者ではまったくありませんが、日本でジャニーズ問題に最初に切り込んだのは立花さんです。兵庫県の百条委員会での斎藤元彦知事のパワハラ問題に対して、なんの証拠もないと最初に疑義を呈したのは経済学者の高橋洋一さんですが、斎藤さんを再選させた立役者は立花さんだと言っていいでしょうね。いずれもYouTubeで情報が公開されていますから時系列で追えます。でも既存メディア(オールドメディア)はそれらをほとんど報道していません。
なぜオールドメディアが立花さんらの言動を報道しないのかと言えば、既得利権の侵害があるからだと思います。本来既存メディアがやらなければならないことをやられてしまっている。SNSより既存メディアの方が制約が多いetc.という反論はあると思います。ただSNSでの発信力が大きく社会を動かすようになっている時代に既存メディアがそれに対応できていないのも事実。
人はある組織に所属するとその組織の行動様式や考え方に知らず知らず染まってしまいます。生活がかかったサラリーマンとして働いていればなおさらです。民間から役所までそれは同じ。文学の世界でも同じ。ただ組織とその構成員が持つ利権を含む様々な問題が簡単にSNS上に流出し、批判され検証されるのが現代社会です。もちろん絶対中立の人間などいません。石川はオールドメディアが滅びるとも思っていません。しかしSNSとオールドメディアの対立の中で双方が問題点を洗い出し改革する時期に差し掛かっていると思います。
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