りょんさんのときどき集中連載『世相をわらう27―マスコミの本質あるいは三浦瑠麗さん』をアップしましたぁ。最近ニュースになっている三浦瑠麗さんを糸口にマスコミについて書いておられます。日本人がマスコミの報道を信じがちだというのはよく言われることですが、最近はそれを相対化する情報ソースが増えてきました。りょんさんは「フランスのオバちゃんやオジさんたちが各マスコミに距離感を持って、そのそれぞれの顕わな立場を勘案して、自分の立ち位置を決めてるのと一緒やん。日本でもそれができるようになってきたんよ。やっと」と書いておられます。
石川はりょんさんと同じで三浦さんの言動はほとんど追っていませんでした。嫌いというわけではなく、いつの時代でも三浦さんのようなオピニオンリーダーはいるし、多くの芸能人と同じで飽きられれば消えてゆくんだろうなーと思っていたからです。意地悪なわけではなく実際そうだから。三浦さんに限りませんが、テレビのオピニオンリーダーの発言をあんまし真に受けていなかったからとも言えますね。
ただオピニオンリーダーにしてもマスコミにしても利益誘導の側面があるのは確かです。昔からそうだったわけですが、現代ではその誘導方法の手口や方向性が見えやすくなった。利益誘導は厳しい実益を求める個人あるいは集団の意志ですから時に静かな大人の喧嘩になります。力の強い者が勝つ。社会倫理や道徳は無視される。手に取れるような権力や金力が成功の証です。それを良しとしそんな人を名士とする社会はしばらく続きそうですね。
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