寅間心閑さんの肴的音楽評『No.079 新店開拓者の夜』&大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第39回)をアップしましたぁ。The Specials、いいですねぇ。石川はmonkey manが大好きでした。わけのわかんない歌詞で、考えても甲斐なくてあんまし意味がないと思いますがもんのすごくノリはいい。
『もうすぐ幕が開く』はドラマ撮影編です。堺正章さん、田原俊彦さんらが登場します。まーどの世界でも現場は大変です。僕らはどの世界のコンテンツでも上澄みだけを見ているわけです。しかし一歩中に入ると実に複雑怪奇。上澄で力を発揮できればいいというのが幻想に過ぎないことがよくわかります。アヒルさんのように誰もが水面下で足掻いているわけですね。
ただ足掻き方にこそ表現者の人間性とか業界の特性が出るものです。文学の場合、本質的に人間関係では物事は動きません。正確に言うと動く部分はほんのわずかに過ぎない。時間が経てば作品が残酷に表現の質を露わにしてゆく。石川、文学の世界の業界ゴロみたいな作家は好きぢゃないんですね(笑)。まー好きな人はあんましいないと思いますが。儲からない世界だからこそ文学は作品主義を中心に据えたいものです。
■ 寅間心閑の肴的音楽評『No.079 新店開拓者の夜』 ■
■ 大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第39回)縦書版 ■
■ 大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第39回)横書版 ■
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