『りょんさんのときどき集中連載』『世相をわらう15―宮さま大変。』をアップしましたぁ。センター試験で杜撰かつ大胆なカンニングが発覚しましたね。必死なのはわかりますが、その知恵、別のところに使えんのかなぁと思うのは石川だけぢゃないでしょうね(笑)。大学受験が人生のすべてではないですから。
りょんさんは「学歴っていうのは結局、就職先での待遇を少しでも良くしたいって思いから、庶民がいろいろ悩むもんだよ」と書いておられます。まったくその通りです。んで、受験勉強で最も威力を発揮するのは記憶力です。もち数学等々の抽象的思考能力の優劣もありますが、とにかく記憶力が優れていて頭の中に叩き込むことができれば受験ではいい成績をとれます。
ところがこの記憶力重視がだんだん怪しくなっているのが現代社会です。全部覚える必要はない。タグだけ覚えていればいい。なぜなら実社会で役立つのはタグであり、その交錯・混淆方法であり、実際の内容はその都度ストレージを参照すればいいからです。柔軟な発想能力と情報使いこなし能力がより重要になっているわけです。
もち学歴はそれなりに重要です。ただ最近「地頭の良さ」といった言葉も聞かれるようになりましたね。これは受験勉強とは別の能力を指していることがままあります。医者や弁護士等々の資格試験では記憶力中心の学力は避けて通れませんが、その他の社会活動では地頭がものを言う世の中でもあります。受験で思うようにならなかった人は、あんまりガッカリしちゃいけません。視野を広く持って楽しく生きていきませう!。
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