青山YURI子さんの連載小説『コラージュの国』(第18回)をアップしましたぁ。『(モンゴル)×(ベネズエラ)×(韓国)=?』のコラージュの国への旅の続きです。『コラージュの国』はひたすら可能性を追い求める旅です。可能性の可能性であってもいいわけです。
青山さんのようなタイプの小説家は、考えすぎないでムチャクチャやった方がいいでしょうね。今回の小説に『ある瞬間を迎えれば石が灰に変わる脆さを抱えていながら注意深く目を覚ましていた』という記述があります。石はもろい灰に変わることもありますが、金やダイヤモンドに変わることもある。文章の世界では作家の強い意志がその分け目になります。
文筆の世界では、新しい居場所を要求せざるを得ない作家がまれにいます。大衆文学や純文学にジャンル分けできず、SFやホラーといったカテゴライズもできない作品を書く作家です。そういう作家はまず自己を押し通さなければなりません。
■ 青山YURI子 連載小説『コラージュの国』(第18回)縦書版 ■
■ 青山YURI子 連載小説『コラージュの国』(第18回)横書版 ■
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