日本が誇る世界的特殊作家、三浦俊彦さんの連載小説『偏態パズル』(第97回)をアップしましたぁ。オロチ・テロが続発するわけですが、当局はどーもそれを隠蔽し、圧殺しやうとしているやうです。だけんどおろち学会は当然それをも分析してゆきます。
「どうせウンコだろ、とでもいうのですか」
「他に調べるべきことが満載だった事件とはいえ……」
「それが血液であれば、誰と誰の血液かということが詳細に特待されていたはずですがね」
「どうせウンコだということで真剣に取り合われなかったと……」
「どうせウンコ……」
「血液であれば調べられたものを……」
「どうせウンコ……」
「いちおう死因をなしているのですから凶器ですよね」
「どうせウンコ……」
「まがりなりにも凶器なのに、ウンコだからと軽視されるのは……」
「どうせウンコ……」
「考えられない……」
「どうせウンコ……。恐ろしい言葉だ……」
(三浦俊彦『偏態パズル』)
こういった箇所に三浦センセのおろち愛が溢れているなぁ(爆)。どんな世界にもプロ中のプロはいます。プラモデル作って収入を得ている人も日本には数人いるのです。何事も中途半端はいかん。極めることが重要であります。三浦センセはおろち学の権威なのですぅ。
■ 三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第97回) 縦書版 ■
■ 三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第97回) 横書版 ■
■ 第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 予測できない天災に備えておきませうね ■