新連載文芸評論 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(日本近代文学の言語像Ⅱ)(第1回)をアップしましたぁ。リードに『金魚屋プレスより2017年春頃刊行予定の鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』を先行アップします。なお本書は近代文学批評『日本近代文学の言語像』三部作の中の一冊で、『日本近代文学の言語像Ⅰ 正岡子規論-日本文学の基層』、『日本近代文学の言語像Ⅲ 森鷗外論-日本文学の原像』といっしょに三冊同時刊行されます』とある通りです。
本が売れなくなって久しいです。もちろん版元の所帯の大きさによって、必要とされる売れ部数は違ってくるわけですが、小出版から大出版まで軒並み苦労しています。小説でもヒットが出なくなった昨今、文芸批評はさらに苦しいです。よほどの大物作家でない限り、大出版社から批評書は出ないですね。こうなってくると、いわんや若手・中堅批評家をや、の状況です。
ただそこをあえて金魚屋では、鶴山さんの子規・漱石・鷗外論三部作を出版しようと思います。理論と実作で相互影響を与えながら、文学の世界を盛り上げてゆくといふ正攻法を採ります。もちろんこの三冊のほかにも単行本を準備しつつあります。金魚屋もいよいよ勝負の季節が近づいてまひりましたね。といってもずっと勝負なわけで、先はえっちらこっちら長いですが(爆)。
■ 新連載文芸評論 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(日本近代文学の言語像Ⅱ)(第1回) 縦書版 ■
■ 新連載文芸評論 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(日本近代文学の言語像Ⅱ)(第1回) 横書版 ■
■ 第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 予測できない天災に備えておきませうね ■