外賀伊織さんの『Ongaku & Bungaku by Kingyo』『No.017 レディー・ガガ 『バッド・ロマンス』』をアップしましたぁ。おおっ、レディガガさんの大ヒット曲を取り上げておられます。外賀さん、『バッド・ロマンス』も完璧に歌って踊れます。彼の夢は歌って踊ってお気楽に暮らしていくことらしひのです。む~人は見かけによりませんなぁ(爆)。
外賀さんは『2009年のセカンドアルバム『ザ・モンスター』には本当に驚いた。このアーチストは正気なのだろうか、そもそも人間なのだろうかと、ふと感じさせるようなところがあった』と書いておられます。確かにデビュー当時のガガさん、この人だいじょうぶかぇ~と感じさせるところがありました。どんどん情報が入ってくると、極めてまっとうなお方であるとわかってきたわけですが。ま~あのパフォーマンスを繰り広げながら、リアル人生でもちょっと危ないお方だと、シャレになりませんよね(爆)。
しかしガガさんがまっとうになっていくのは寂しいですね。そのあたりのところを外賀さんは、『正直に言えば、『ボーン・ディス・ウェイ』以降のGAGAはあまり面白くない。いじめや同性愛、貧困問題のオピニオンリーダーとしても活躍し、社会的名士にもなりつつある。その反面、デビュー当時のGAGAが持っていた謎めいた雰囲気が急速に失われつつある。・・・しかしGAGAはマドンナのような鉄の女ではない。彼女には常に危うい揺らぎが見え隠れする。だがそれもまたLady GAGAの魅力なのだろうと思う』と書いておられます。
芸能人でも物書きでも同じですが、謎と言いますか、その人が持っている可能性が観客や読者によって見切られてしまふと、厳しいことになります。物書きの場合、新刊が出て手に取って数ページ読んで、『ああまた同じだ』と思われたらレッドゾーンです。もちろんガガさんは頭のいい方ですから、これからも変わり続けて僕たちを楽しませてくださると思いまふ。
■ 外賀伊織 『Ongaku & Bungaku by Kingyo』『No.017 レディー・ガガ 『バッド・ロマンス』』 ■