日本が誇る世界的特殊作家、三浦俊彦さんの連載小説『偏態パズル』(第33回)をアップしましたぁ。昨日はまたしても大雪でごぢゃりました。しかも先週よりも被害が大きかったやうな。む~地球温暖化はどこに行ってしまったのでせう。でも日本が大雪の間に、ソチで羽生結弦選手が金メダルに輝きました。リンク上の羽生選手、姿・形が綺麗だなぁ。すんごく頭がちっちゃく見えます。試合には流れがありますねぇ。羽生選手もパトリック・チャン選手も完璧な演技ではなかったと思いますが、すんばらしい試合でありました。
ほんで今回の『偏態パズル』は2つのパートに分かれています。最初のパートには久々に印南哲治さんが登場します。第23回からの続きであります。次のパートは蔦崎公一さんが主人公です。それにしても『幼い頃嗅いだシロスジカミキリの死後三日腹を甦らせる冷たい屁』ってのは、どういう匂いなんでしょ。三浦センセが嗅覚、味覚、色彩に関して、とても鋭敏と申しますか、多彩な言語表現能力をお持ちになっているのは確かなやうです(爆)。
不肖・石川、『偏態パズル』を熱心に読んでいる読者の一人だと思いますが、『蔦崎氏の一連の実践方法は当塾方式をなにがしかの「愛」にもとづくバージョンへ微細変更しているのが特色である』といふ記述には深く納得しました。印南、蔦崎、それに袖村茂明さんは、それぞれ違うタイプの愛の実践者なのだろうなぁと思います。ほんで彼らの愛の現象学を、語り手である金妙塾あるいはおろち学界の碩学たちが分析していく。原則弁証法的なんだけど帰納的であります。つーことは、求められているのは真理なのかなっ(爆)。物語は続いていくのでありますぅ。
■ 三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第33回) pdf版 ■
■ 三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第33回) テキスト版 ■