岡野隆さんの誌誌時評 『No.008 月刊俳句界 2012年08月号』 をアップしましたぁ。不肖・石川、不肖ゆえのうかつさではっきり意識していませんでしたが、岡野さんによると短歌は五七調、俳句は七五調になるようです。末尾が五七、七五なんだから当然ですが、この調の違いはずいぶん違った言語的効果・表現をもたらすようです。
そんでまあ、岡野さん、またしても俳人さんたちの神経を逆なでするようなことをお書きになっておりますなぁ。まったくもぉっ!といふ感じであります。『だいじょうぶなんですかぁ』 とお聞きしたら、『だいじょぶ。俳句の世界はこのくらいではびくともしない。なにも変わりませんよ。一種のリップサービスですが、あはは、と笑いながら読み飛ばされて終わりです』 とおっしゃっていました。それはそれで・・・なんと虚無的な (爆)。
岡野さんによれば、俳句の世界を目に見える形で変えるには、すんごい能力が不可欠なのだそうです。質の高い作品・評論などを量産できる俳人としての能力、人間的魅力、人脈を駆使できる能力、財力などが揃っていて、なおかつ俳句界を変えてやろうという強い意志が必要だそうです。それって 〝日本を変えるぞぉっ!〟 と叫んでる政治家さんと同じぢゃん、ど~りで俳句界は変わらないわけだと石川は思ったのでしたぁ(笑)。
■ 岡野隆 誌誌時評 『No.008 月刊俳句界 2012年08月号』 ■