後藤弘毅さんの連載映画批評 『No.028 『ミッション:8ミニッツ』―「男」としての責務』 をアップしましたぁ。今年最後のコンテンツですが後藤さんに〆ていただきます。後藤さんは筆力、内容ともに申し分ないですね。石川は後藤さんの批評を読んで、ずいぶん映画館に足を運んで映画を見た気にさせていただきました (笑)。あ、もちろん、たまには映画館にも行っておりますですぅ。
今回はダンカン・ジョーンズ監督の 『ミッション:8ミニッツ』 であります。石川なんぞは、ハイテクを駆使してたった一人でテロに立ち向かうハリウッド映画と聞くと、すぐに 〝共和党の映画かぁ〟 と思ってしまふところがあります。アメリカは多くの従軍経験者と家族を抱えていますから、命を掛けて敵地に飛び込んだ人たちを描く映画がヒットする傾向があります。
しかしそれでは表面的な読解なわけで、後藤さんはこの映画を 〝ジェンダーとしての 「男」 の旅路〟 と読み解いておられます。後藤さんの映画に対する理解と愛は深いですね。来年も後藤さんの映画批評に期待大であります。不肖・石川、後藤さんの映画批評を読んで、来年は、少なくとも今年よりは頻繁に映画館に行こうと思いますですぅ。
■ 後藤弘毅 連載映画批評 『No.028 『ミッション:8ミニッツ』―「男」としての責務』 ■