後藤弘毅さんの連載映画批評 『映画の表現型-あるいは映画批評の探検― No.009 『戦火の馬』― 想像の魔術師』 をアップしましたぁ。2011年公開のスティーブン・スピルバーグ監督作品です。スピルバーグ監督は1946年生まれですから、今年で66歳ですね。まだまだ現役バリバリでヒット作を量産しそうな気配です。
『戦火の馬』もスピルバーグ監督らしい秀作になっているようです。後藤さんが書いておられるように、「スピルバーグはいつの時代でも王道(言葉でストーリーを語る)を極力避け、映画の持つ想像力を信じてきた」と思います。映画は結局は絵です。言葉で説明できるなら、小説を読んでいた方がいいわけですから。
そろそろお盆休みです。後藤さんの映画を見る目は確かなので、ぜひ、映画館に行かれる際やレンタルビデオ店でソフトを借りる時の参考にしてくださいませませ。
PS.
今回のオリンピック、最高レベルで戦うことの意味が、ずっしりと伝わってくるような大会です。日本のスポーツ選手は変わったなと感じることもしばしばです。クレバーな選手が増えました。恵まれた環境で練習している選手は少ないですが、明確な目標を持ち正しい努力をし続ける選手がいる限り、日本のスポーツはもっともっと強くなるんぢゃないかと予感させる大会であります。