小原眞紀子さんの連載評論 『文学とセクシュアリティ 第 3 回 - 「帚木」、そして 「空蝉」 』 をアップしましたぁ。早いもので今回で 3 回目の連載ですね。小原さん、一度も締め切りに遅れずすこぶる順調な執筆ペースであります。
『文学とセクシュアリティ』 では紫式部の 『源氏物語』 を読みながら論が進んでいくわけですが、『源氏』、けっこうやっかいですよねぇ。みなさんお読みになりましたぁ?。古文だしぃ、ちょ~長いしぃ、なかなかちゃと読む気になれませんよねぇ。
現在の国語教育がどうなっているのかよくしらないのですが、20 歳くらいの方でも森鷗外の 『舞姫』 は口語訳がないと読めないそうです。鷗外の 『興津弥五右衛門の遺書』 など完全にアウトで、「これは古文かぁ」といった感じのようです。
僕も古文、漢文に超強いわけぢゃないんですが、あれはもう、慣れですね。受験勉強をされている方はそうはいかないでしょうが、社会人なら、わからなくてもどんどん読んでいった方がいいようです。何冊か読み通してしまえば、なんとなく 〝あたり〟 がついてきます。
とは言っても、簡単な解説があればそれに超したことはありません。小原さん、わかりやすい 『源氏』 解説、これからもよろしくですぅ。
■『文学とセクシュアリティ 第3回-「帚木」、そして「空蝉」』 URL■