露津まりいさんの連載小説 『贋物師-フェイク・マスター』 (第4回) をアップしましたぁ。例によって pdf 版とテキスト版の 2 種類のアップです。小説に関しては、できるだけ本に近い形でコンテンツをアップしたいと考えているのですが、デバイスとソフトウェアの相性などの問題が、まだ解消されていませんねぇ。
また一章全部をいっきにアップすると読むのが大変なので、『ケータイ小説!』 と 『贋物師-フェイク・マスター』 については、6 月から 1 章の半分をアップすることにしました。コンテンツの読まれ方についてもリサーチ中なのですが、どうもあるていどたまってからまとめて読まれる方が多いみたいですね。当面はコンスタントにコンテンツをアップして、どんどん数を増やしていきたいと思います。みなさん時々サイトを覗いて新コンテンツをチェックして読んでくださいませませ。
金魚屋ではコンテンツのアップと平行して、書籍の刊行も予定しています。企画出版の第 1 号となるのは、今年の10月に予定している 『安井浩司 「俳句と書」 展』 の図録になりそうです。来年の春頃には、小説と評論集を2、3 冊刊行する予定です。小説については、現在連載中の作品 『ケータイ小説!』、『贋物師-フェイク・マスター』、『多摩川左岸』 のいずれかがまず春に刊行されます。
評論集は鶴山裕司さんの 『正岡子規論』 か 『夏目漱石論』 を刊行予定です。これは子規、漱石、鷗外論の三部作となる予定で、全体のタイトルは 『日本近代文学の言語像』 です。近代文学の原理を考察した評論集で、文学金魚の方針にもぴったり合った評論集です。書き下ろしなので、現在、原稿をまとめていただいている最中です。
安井浩司さんの墨書展、書籍制作と、文学金魚もだんだん忙しくなってきますねぇ。石川もがんばらなくっちゃだわ。あ、イベントや新刊書籍情報は、今後も進捗状況をブログ等でご報告していきますので、みまさまよろしくお願いします。
■『贋物師-フェイク・マスター』(第4回)-pdf版 URL■
■『贋物師―フェイク・マスター』(第4回)-テキスト版 URL■