新連載評論『創作者のためのサブテキスト』『第一回 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ『オートバイ』—疾走することが小説である』『第二回 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』—物語とは空間の大きさ』 小原眞紀子をアップしましたぁ。
小原眞紀子さんによる新連載です。文学金魚は詩や小説といったジャンルごとの孤立を解消し、文学を綜合的に捉えることを提唱しています。しかし決してジャンルのの垣根を超えられるとは考えていません。そんなことができるならとっくにそうなっている。超詩とか超小説は幻想に過ぎません。ジャンルの掟を完全理解した者だけが新しい表現を獲得できる。逆接的ですがそのための総合文学です。各ジャンルの掟を完全理解しなければ新たな文学を生み出せない。
小原さんの『文学とセクシュアリティ―現代に読む『源氏物語』』をお読みになった方はおわかりだと思いますが、小原さんは〝批評や創作の現場で、言葉にひそむ真理と物語構造を解き明かして〟来ました。安易な天才幻想やインスピレーションを排しているのも小原さんの特徴です。文学は徹底して技術です。99.9パーセントの技術に0.1パーセントの才能と言っていい。
ただ0.1パーセントの才能の方向性が間違っているとすべての努力がムダになる。では正しい才能の方向性をつかむにはどうしたらいいのか。優れた先行テキストを正しく読むことです。小原さんの『創作者のためのサブテキスト』はそのための良き指針になると思います。
■新連載評論『創作者のためのサブテキスト』『第一回 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ『オートバイ』—疾走することが小説である』小原眞紀子■
■新連載評論『創作者のためのサブテキスト』『第二回 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』——物語とは空間の大きさ』小原眞紀■
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